日本の連続ドラマは、どちらかというと出演者の人気で視聴が左右されがちな印象…
しかし最近、野木亜紀子さん脚本×塚原あゆ子さん演出のドラマや映画が人気です!

制作スタッフにスポットが当たるのは嬉しい!
この記事では、野木亜紀子さん脚本×塚原あゆ子さん演出の映画・ドラマを5つご紹介いたします。
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野木亜紀子脚本×塚原あゆ子演出のドラマ・映画5選
野木亜紀子さんは現代の社会問題を取り上げることが多く、重いテーマとエンタメ性を上手く掛け合わせ、ドラマ・映画の作品として面白いのが特徴です。
塚原あゆ子さんは俳優の自由な演技を大切にしながらも、場の空気感が視聴者に伝わるような演出をされており、数々の賞を受賞しています。
野木亜紀子脚本×塚原あゆ子演出作品1:『重版出来!』
ドラマ『重版出来!』本日、ついに最終回。22時にはテレビの前で物語のフィナーレを共に見守ってください。まさかの展開もあるので録画組はTLを見ないことを推奨。皆様お待ちかねのアレもあります!最後まで目を離さぬよう! #重版出来 pic.twitter.com/Dc9JXd02H6
— 野木亜紀子 (@nog_ak) June 13, 2016
■ドラマ『重版出来!』(2016年)
『重版出来!』は、出版社の編集部が舞台のお仕事ドラマ。
漫画のドラマ化は設定や登場人物に手を加えられ、原作とかけ離れたストーリーになることも多々あります。
しかし『重版出来!』のドラマはおおむね忠実に原作を再現しており、原作ファンからも評価されました。
登場キャラクターそれぞれにスポットが当たるので感情移入しやすく、1話1話が心に響くドラマです。
野木亜紀子脚本×塚原あゆ子演出作品2:『アンナチュラル』
■ドラマ『アンナチュラル』(2018年)
原作 | なし(野木亜紀子オリジナル作品) |
脚本 | 野木亜紀子 |
演出 | 塚原あゆ子 竹村謙太郎 村尾嘉昭 |
出演者 | 石原さとみ 井浦新 窪田正孝 市川実日子 松重豊 竜星涼 |
エンディング | 米津玄師「Lemon」 |
『アンナチュラル』は、不自然死救命研究所(通称UDIラボ)という架空の研究室が舞台の医療ドラマ。
不自然死のご遺体からは、解剖によって生きたかった証が垣間見え、現代社会の問題や不条理な世の中があぶり出されます。
死と向き合うことで、正しいく生き、世の中を変えていくことの大切さを描いているドラマです。
野木亜紀子脚本×塚原あゆ子演出作品3:『MIU404』
■ドラマ『MIU404』(2020年)
原作 | なし(野木亜紀子オリジナル作品) |
脚本 | 野木亜紀子 |
演出 | 塚原あゆ子 竹村謙太郎 加藤尚樹 |
出演者 | 綾野剛 星野源 岡田健史 橋本じゅん 麻生久美子 |
エンディング | 米津玄師「感電」 |
『MIU404』は、警視庁機動捜査が舞台の刑事ドラマ。
外国人の労働問題や違法ドラッグなど、現代の社会問題が起因となる犯罪が扱われ、問題から抜け出せない当事者の事情を知ることができます。
テーマが重い一方、主人公の伊吹(演:綾野剛)と志摩(演:星野源)のやり取りがコミカルで、最後は明るく前向きになれる点も見やすいドラマです。
野木亜紀子脚本×塚原あゆ子演出作品4:『ラストマイル』
■映画『ラストマイル』(2024年)
原作 | なし(野木亜紀子オリジナル作品) |
脚本 | 野木亜紀子 |
監督 | 塚原あゆ子 |
制作 | 新井順子 |
出演者 | 満島ひかり 岡田将生 ディーン・フジオカ 中村倫也 |
主題歌 | 米津玄師「がらくた」 |
『ラストマイル』は、物流センターが舞台のサスペンス映画。
荷物の連続爆発を阻止せよというエンタメ性のあるストーリーの背景では、配送2024年問題や下請け労働者の苦悩などを描いています。
どんなに機械化が進んでも、世の中は人の手によって動いていることを痛感させられる社会派の映画です。
『ラストマイル』は『アンナチュラル』と『MIU404』のキャラクターが登場する点にも注目!
映画『ラストマイル』には、『アンナチュラル』と『MIU404』のキャラクターが登場したことも話題になりました。
この3作品は、同じ世界線にあるシェアードユニバース。
ドラマを観ていなくても映画を楽しめますが、登場人物の背景を知っておくとより映画を楽しめるので、『アンナチュラル』と『MIU404』を視聴後に『ラストマイル』を観るのがおすすめです!



シェアードユニバースって何?
という方は、「『ラストマイル』で話題のシェアードユニバースとは?同じ設定の映画もご紹介」の記事もご覧ください。
野木亜紀子脚本×塚原あゆ子演出作品5:『海に眠るダイヤモンド』
■ドラマ『海に眠るダイヤモンド』(2024年)
原作 | なし(野木亜紀子オリジナル作品) |
脚本 | 野木亜紀子 |
演出 | 塚原あゆ子 福田亮介 林啓史 府川亮介 |
出演者 | 神木隆之介 斎藤工 土屋太鳳 杉咲花 池田エライザ 清水尋也 宮本信子 |
エンディング | King Gnu「ねっこ」 |
『海に眠るダイヤモンド』は、軍艦島こと端島を舞台にした群像劇。
過去と現代が同時進行するストーリーで、神木隆之介さんが一人二役を演じたことも話題になりました。
端島に深い思い出があるいづみ(演:宮本信子)は誰なのか、主人公の鉄平の未来はどうなったのか…
別れがテーマでありながら、幸せを感じるエンディングに涙が止まらなかった人も多いはず…!
違う未来があったかもしれないけれど、数々の選択のなかで生まれたつながりを大切にしたいと思えるドラマです。
野木亜紀子脚本×塚原あゆ子演出のドラマ・映画5選:まとめ
#海に眠るダイヤモンド
— 野木亜紀子 (@nog_ak) November 25, 2024
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野木亜紀子さんと塚原あゆ子さんが創り出す世界は、日常に潜むちょっとした闇を描いています。
だからこそ登場するキャラクターに愛着を感じ、首がもげるほど頷きたくなるのです。
だけど安心してください。
今回ご紹介した5つは、どれも明日も元気に過ごすためのエネルギーとなるドラマ・映画です。
ちょっと嫌なことがあっても、美味しいものを食べてたっぷり寝よう。
ドラマ・映画を観ながら、そんなメッセージを感じてみてください。
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